お墓参りをかねて、鎌倉を訪れました。
久しぶりの東慶寺。

東慶寺

国歌で歌われているさざれ石は、この石なのだそうですよ。

国歌に詠まれている「さざれ石」

鎌倉霊園は初めてでしたが、まるでお墓の団地のようです。
迷子になりそうでした。

鎌倉霊園

ノーベル賞作家の川端康成先生の立派なお墓にもお参りをしてまいりました。

川端康成先生のお墓

いよいよ北陸、関東地方は梅雨入りの予報です。

2級養成講座が始まり、全国から生徒さんが学びに来られています。嬉しいですね。

和漢薬膳食医2級　講義

梅雨の食養生についても学びます。

この季節は暑さと湿気で、体の中に熱がこもります。汗をよく出し、水分代謝を盛んにして暑気払いをします。
和漢膳では「補陰養心」がキーワード。血流や水分代謝をよくする食事を摂り、心臓機能を高めることに心がけます。
暑くなるとビールや苦瓜、ゴーヤが美味しく感じられますね。

漢方では苦味は「心」によいと考え、暑いときに体が求める味覚なのです。
苦味の食品には辛味を加えると苦味が抑えられて、まろやかに美味しく仕上がります。
「心」をケアするのは、スイカや、パプリカ、小豆などの赤い食品です。利尿作用が高く、むくみに有効です。
体を冷やして利尿作用のあるナスやきゅうりの旬の食材に、胃腸の機能を高めるシソやオクラ、キャベツ、山芋と、消化によい麺類などもオススメ。
和漢食材のむくみによいハトムギや、消化によいサンザシ、高麗人参、気持ちを鎮めるリュウガンの果実や、蜂花粉などを加えて、お食べください。

和漢膳で梅雨の季節を爽やかにお過ごしくださいね。

葛餅のサンザシきな粉かけ

鎌倉と梅雨時のオススメ和漢膳