ピンクの法被 女性「道の会」の“素性”(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/08/senkyo47/msg/648.html
投稿者 スタン反戦 日時 2008 年 2 月 25 日 13:48:42: jgaFEZzEmIsYo


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080225-00000010-gen-ent

 髪を振り乱し、ド派手なピンクの法被姿で「道路を造れ!」なんて叫んでいたオバサン集団には驚いた。今週初め、宮崎県の道路事情を視察した民主党の菅直人・代表代行(61)に迫ったあの集団だ。自民党道路族も顔負けの勢いだったが、ところで何者?

「東九州自動車道や九州横断自動車道の沿線10市町村の7団体でつくる『みやざきの道づくりを考える女性の会』です。地元国会議員らに『道路特定財源の一般財源化反対』などを要望したり、国交省や自民党に道路整備を陳情したりするなど、いわば国と道路族議員の“操り人形”。延岡市で開いた菅氏との会議に出席していたのも地元の会員で、市会議員が『市民代表』で送り込んだ。同市はこの団体に年間65万円を補助。オバサンたちを盾にして道路建設を進めようとしているわけです」(地元事情通)

●「ヒマな連中がホイホイ……」

 いかにも小役人の発想だが、驚くのはこうしたオバサン集団が全国にあることだ。

「道の会などの女性団体は約70あり、1月下旬には六本木ヒルズで『女性が語る道づくり・地域づくりフォーラム』と題した全国会議も行われました。03年に静岡県で始まった運動が最初でしたが、これを見た地方役人がオバサンパワーを利用しようと全国に広げたのです。建設候補に名前が出ている道路沿線の市町村が補助金を出して立ち上げるケースがほとんどで、選ばれるのは地元議員の妻とか、その取り巻き連中。『全国会議で東京に行けるわよ』なんていうのが誘い言葉。暇な連中はホイホイついて行くのです」(中部地方の女性道の会関係者)

 ムダな道路を造るために、ムダなカネをかけて推進運動を裏で操る。国交省が各地の出先機関で行う「道フェスタ」などの啓発イベントに、道路特定財源から1億円も支出していた。ピンクの法被も税金で作ってないだろうな。