思考実験とアインシュタインのすごさ | 複雑思考・シンプル志向

複雑思考・シンプル志向

マーケティング・ビジネス教養を中心として思ったことを綴る日記。

秋の夜長に一冊
眠れなくなる宇宙のはなし/佐藤勝彦
¥1,470
Amazon.co.jp
この本は「我々自身がどこからきてどこに向かうのか」という自分を取り巻く世界のことを知りたいという欲求をかなえてくれる本だ。

古代から最新の宇宙理論まで、人々の宇宙への探求をつづった本だが、非常に簡単でわかりやすい内容になっている。

私が面白いと思ったところは、アインシュタインの「思考実験」の話。

アインシュタインが発見した相対性理論は、「光の速度は誰が測っても同じ値」になってしまうという物理学の最大の謎を解明したものだ。例えば、時速200キロで走る電車に乗っていれば、逆の進行方向を向いた時速200キロの電車を見れば、400キロに見える。しかし、光にはこの物理法則は通用しない。

アインシュタインは、この光速度不変の原則を当然のものとして受け入れ、現代の技術ではできない光時計と亜光速宇宙船というものを考え出し、思考実験だけで、相対性理論を発見したのだ。

この発見には、ニュートンの国にすむ、イギリス人も大変な賞賛を送ったという。

これ以外にも非常に興味深い話が多い。私は物理は得意ではないが、子供のころ、田舎で部活の帰宅中、星空を眺めながら、宇宙って不思議だなって思いながら歩いていたのを思い出す。