そして2009年7月にCDデビューすることが決定。
音楽関係に詳しいスタッフがおらず、CDデビュー = メジャーデビューだと皆で思い込んでいたそうです。
あとあと「インディーズだ」と言われて訂正したとのこと^^;
せっかくだからCDデビューに合わせてツアーをやってしまおうというアイデアが出ます。
そこで出来上がった企画が
「ヤマダ電機Presents ~ももいろクローバーJAPANツアー2009 ももいろtyphooooon!」
CDを企画してくれたレコード会社の親会社がヤマダ電機でした。
それがきっかけで、“全国のヤマダ電気の店舗でライブをやる”というなんとも型破りなツアーが始まります。
(マーケティングの観点から見ても面白いですね。
ももクロ側は「ライブが出来る場所」をニーズとして持っていた。
そしてヤマダ電機は全国に店舗という資産を持っていた。
こちらのニーズと相手の資産をうまく掛け合わせた形ですね。
もちろん、逆もあって相手のニーズも満たされているから成立したはずです。
誰がどんな資産を持っているか、わからないものですね^^)
事務所の予算がないため、全てワゴン車で全国を移動したそうです。
(ETC1000円の恩恵を最も受けたのはももクロ!?)
全国の24店舗のヤマダ電機にて
ライブ回数104回
総移動距離12,000km (日本一周分の距離相当)
2009年5月~8月のおはなし。
目標20位以内を掲げていたデビューシングル「ももいろパンチ」。
このイベントの手売りのみでオリコンチャート11位を記録。
この「ももいろパンチ」は後の国立競技場コンサートにて、当時の衣裳で1曲目に歌われます。
ファンだけでなく当時のスタイリストまで泣かせます。
このヤマダ電機ツアー時点でのももいろクローバーのメンバーは、有安杏果を除く...
百田夏菜子、玉井詩織、高城れに、佐々木彩夏、早見あかりの5人でした。