声に出す、心に響く古典音読キラキラ

世界自然遺産の島、徳之島からオンラインニコニコ

ハセガワトモコです。

 

 

ばあちゃんの心配、息子さんの気がかり

 

音読道場

 

前回は

漢字が覚えられないというお悩み

というお話をしましたが

まだの方はよかったらこちらから読んでみてくださいね。

 

 

 

 

最近、お孫さんの国語力が心配だという

おばあちゃんからのご相談をいただきました。

 

 

小学一年生のお孫さんに、

音読の本をプレゼントしようかと

考えているとのことでした。

 

 

お孫さんの将来を思ってのこと、

素晴らしいですね。おねがい

 

 

私は

もともとおばあちゃん子なので

孫を思う優しい気持ちを知ると

そんな方につながれたというだけで

この仕事をしていてよかったなぁ…!って思います。

 

ご相談いただいた方に親近感山盛りです照れ

 

 

 

ここでは、そのご相談にお答えしながら、

どうして今「慌てなくていいよ」とお伝えするのかを

詳しくお話ししたいと思います。

 

 

 

新しい環境に慣れるのが先決

まず、

お孫さんはまだ小学一年生です。

 

 

新しい環境に慣れ、

お友達との関係を築き、

ひらがなやカタカナ、数字を覚えるのに一生懸命な時期です。

ハナマルだと思いませんか???ウインク

 

 

6月の時点で

少し友達との差が出ているのかもしれませんが、

それはよっぽどでない限り

あたたかく見守ってもいいのではないでしょうか。

 

これは…!という時は、

担任の先生から連絡が入るでしょうから。

 

 

それよりも

おばあちゃんとしては

いつでも話をしてきてくれるような

そんな関係を築いていたいですよね。おねがい

 

 

 

子どもの頃って

誰もが間違えながら文字を覚え、

少しずつ自信をつけていきます。

焦ることはありません。

 

ゆっくりな子もいれば

とても上手に要領よくこなす子もいます。

個性もあります。

 

 

 

 

だからこそ…!

 

 

本を送る前に考えてほしいことがある。

 
 

そのおばあちゃんは。

息子さんから「国語力が心配…」という話を聞いて、

本を送り(贈り)たくなる気持ちはとてもよくわかります。

 

 

 

私も

双子の息子が保育園の頃、

毎月どんな本が良いかって

図書館に通い、

本屋さんを暇さえあれば覗いていました。

 

だって

私が

本が身近でよかったな、と

今になって心底思うことが多いから。

 

 

 

 

私も、

本に囲まれた環境で育ったからこそ、

本が好きになり、

自然に手が伸びるようになりました。

 

そして

中学や高校の国語で

古典はもちろん、現代文も勉強せずに常に上位でした。

 

 

 

とはいえ、ですよ。

おばあちゃんの気持ちは痛いほどわかります。

(まだ私に孫はいないけれども…!)

 

 

ここで大切なのは、

お嫁さんの気持ちや家庭の状況も

あわせて考慮することです。照れ

 

 

お嫁さんは、

お孫さんのために

自分なりに本を選んでいるかもしれません。

 

 

 

私も夫のお母さんからしたら

長男の嫁という立場です。

 

双子の服をプレゼントしようにも

Tシャツひとつ選ぶのにも

気を使ってくれていると思います。

(私は服のセンスはアレなので

そんなにこだわりがないのですが…。

それでもいつも気にしてくれているのが

とてもよく伝わってくるんです。←お義母さん好き照れ

 

 

 

お孫さんのことを思っているのは

おばあちゃんも、だけど

息子さんも

お嫁さんも

なんですよね。キョロキョロ

 

だからこそ、

ドーン!とたくさんの本を贈るよりも、

今おうちにある本の中から

お気に入りを繰り返し読んでもらうと良いと思います。

 

 

 

 

〇歳に読みたい音読365日とか

分厚~い本あるじゃないですか。

 

小さな子ほど

持って読むの大変だと思います。

単純に重くて。

 

 

 

私は

大きくて

たくさん詰まっている本は

好きじゃなかったです。

 

図鑑が好きな子は

慣れているかもしれませんが

 

 

大人になった今も

分厚くて大きな本は

…できればやめておきたいな…と思います。てへぺろ

 

 

だから

お気に入りの1冊を開いて味わってほしい。

 

 

 

音読道場
 
 

お気に入りの一冊を選ぶ楽しさ

では、

どんな本を選べばいいのでしょうか?

 

 

直接お孫さんに会って、

好きなものや

興味のあることを

聞くことができれば一番ですが、

 

 

遠方に住んでいたり、

講師として頼っていただいた私が直接の知り合いでない場合は、

そこは難しいですよね。キョロキョロ

 

 

 

その場合は、

お孫さんが好きそうな

テーマやキャラクターの本を選んでみてください。

 

 

例えば、

動物が好きなら動物の絵本、

冒険が好きなら冒険物語など。

 

図鑑もいいし、

1話完結の薄いものでもいい。

 

 

 

まずは

お気に入りの言葉のリズムを

繰り返し聞いて覚えてもらうこと。

心地いい、という日本語を知ること、です。

 

そして何より

「たのしい」と感じる体験を。

 

 

 

 

デジタル世代だからこそ紙の本を

ご相談者様のお孫さんの世代は、

デジタルが身近な世代です。

 

 

 

だからこそ、

アナログな紙の本の良さを体験してほしいのです。

良さ、でなくてもいいです。

 

違いを感じてもらえたら、それで。。。

 

 

それでも私は

紙の本は、

手でページをめくる感触や、

匂い、が好きだし

 

重みがあり、

デジタルでは味わえない魅力を感じます。

 

 

何より

目が疲れにくい。

 

 

これは、

デジタルの場合透過光であるのに対して

アナログの本の場合には

紙に反射した光を感じているからです。

この話はまた長くなるので別の機会にさせてくださいね。

 

 

ともかく

違いを知ったり

お気に入りを見つけたり

こうした体験が、

本を読む楽しさを育みます。

 

 

 

音読道場

 

こういった相談は

全国にいる

音読の講師仲間さんにもシェアしたり

聞かせてもらうことの多いお話です。

 

共通して言えるのは

おばあちゃんの思いやりが、

きっとお孫さんにも伝わる

ということ。

 

 

 

そして、

 

本を読むことが楽しいと感じられるようになれば、

自然と国語力も育っていきます。

 

 

 

焦らず、

お孫さんのペースで、

楽しい読書の時間を過ごしてくださいね。

 

 

 

この記事を読んで、

少しでもお孫さんへの本選びの参考になれば幸いです。おねがい

 

 

 

 

これからも

本が好きな子どもたちを増やすために、

皆さんのご相談にお答えしていきます。

 

おばあちゃんも、

お孫さんと一緒に楽しい読書の時間を過ごせることを願っています。

 

 

 

音読道場

 

 

今日も読んでくださりありがとうございました。おねがい

 

 

 

 

古典音読の魅力を探る

「枕草子がこんなに奥深い作品だなんて思いませんでした!」(親子クラス女の子のお母さん)

「学校で疲れて眠かったのに『カタカムナ』を読んだら頭がスッキリした!」(小学4年生の男の子)

「難しかった言葉がスラスラ読めるようになってうれしい!」(小学2年生の女の子)

音読のレッスンを通じて、毎回多くの喜びの声をいただいています。

古典音読がこんなにも人気を集めるのは、やはりその効果が実感できるからです。

 

古典音読の効果とは?

古典の名文を声に出して読むだけで、

国語力がアップするなんて信じられますか?

音読は、ただの黙読とは異なり、文字を見て声に出し、

その声を耳で聞いて意味を考えるというプロセスを経るため、

脳をフルに活用することができます。

これは家庭教師歴50年の松永暢史先生が開発した音読法で、

特に伝える力や聞く力を育てるメソッドとして効果的です。

 

 

音読のステップ

  1. 文字を見る
  2. 声に出す
  3. 耳で聞く
  4. 耳から入った言葉の意味を考える
  5. 理解する

これらのステップを踏むことで、

ただ目で追うだけの黙読よりも

多くの脳の部分を使います。

また、声に出すことで顔の筋肉も動かすため、

頭全体を活性化させる効果があります。

 

 

実際に体験してみると…

最初は大きく口を開けて声を出すことから始めますが、

これだけでも効果は抜群です。

自分の声が頭に響く感覚は、

とても心地よいものです。

ぜひ一度、体験してみてください。

 

音読を続けることで、

難しい言葉も自然にスラスラと読めるようになり、理解力も向上します。

古典作品が持つ深い意味や美しさを感じながら、国語力を高めてみませんか?

毎日のレッスンを通じて、

多くの子どもたちや親御さんから喜びの声が寄せられています。

古典音読の素晴らしさを、ぜひあなたも体験してください!