これまでのあらすじ。
kazh&GROOVEとの出会い
2004年、東京で会社に勤務しながら、ラッパー修行していた私Ikumiは、ネットでメンバー募集をした際に、ギタリスト/プロデューサー/トラックメーカーのkazhと出会う。
2004年当時、L.A.で活動していたkazhがメールでのやりとりのなかでIkumiに教えてくれた事実......「日本人のHIP HOP、R&Bはリズムのアプローチがアメリカの黒人と違っている」
日本人のラップと、アメリカの黒人のラップに違いを感じていたものの理由がわからなかったIkumiは、原因がリズムのアプローチにあるとわかって興奮し、ぜひともアメリカの黒人と同じリズムのアプローチを獲得したいと思うようになる。そこから、東京⇔L.A.でメールとskypeをつかったkazhのGROOVE講座が始まった。
WAWON RECORDSの活動
2007年、kazhは日本にほんもののGROOVEを伝えるために帰国。kazhとIkumiでWAWON RECORDSを立ち上げ、楽曲製作、同じ志をもつ仲間の募集、リズムのレッスン、バンド活動などを開始した。
その後、アルバム発売、「RADIO SAKAMOTO」など複数のラジオでの楽曲オンエア、日本で集まったWAWON RECORDSメンバーとのバンドでのライブなどを経験。
相変わらず会社に勤務していたIkumiは、GROOVEしているかどうかの聴きわけはできるようになってきたものの、自分が納得できるレベルに達するには至っていなかったため、もっと音楽に専念できる環境を求め始めており、WAWON RECORDSのほかのメンバーも同じ状況だった。
kazhはみんながGROOVEを身につけるためには、アメリカの黒人たちに比べて音楽につかっている時間が短すぎる、と感じていた。
九州引越し計画
2011年、東日本大震災と東電原発事故がおこり、東京は安心して暮らすのが難しくなったため、将来的にそれとなく考えていた田舎での音楽生活がいっきに現実味をもちはじめた。
会社をやめても、田舎に家をもてば、最低限の収入で音楽生活ができるのでは?
Ikumiの出身地である九州に的を絞った家探しが始まり、WAWON RECORDSのメンバーも数人が一緒に九州に引越したいということになった。
九州での生活の目的は、音楽につかって生活すること。
ネットの発達で世界が狭くなった今、音楽活動をするのにかならずしも東京にいる必要はなくなった。
将来、音楽好きな仲間をあつめて、生活の心配なく音楽にチャレンジできる環境「音楽村」の設立も視野に入れつつ、WAWON RECORDSメンバーの夢は拡がる。