ここのところ、気持ちが落ち着かない。
なんでだろう?と自問自答してみると、落ち着かない理由はいたって単純で、簡単に出てくる。
ただ、理由に対して、じゃあどうしたい?というところの結論が出ない。
それが結果として落ち着かない理由。
一歩を踏み出すべきか、このままでいるべきかをずっと悩んで悩み続けている自分がいる。
一歩というのは「あのときコロナ禍にならなければ」という一歩。
このままというのは、まさにこのまま。
何もない今。10年ほど前から変わらない今。
改めて一歩を踏み出したい自分がいる。これは偽らざる気持ち。
その一歩を踏み出すにはまず謝りたい人がいる。
許されるかどうかではなく、自分の中でしっかりと謝りたいと思っていることがある。
一方で、今こうなっている状態に甘んじたほうが良いと思う自分もいる。
何もない、変化もない、改善もないけれど、自分の中で我慢すべき部分を我慢すればリスクを負うことはない環境。
もう一つ、体の変化もある。
年齢とともに性欲に対する意識が変わってきた。
ただセックスが出来れば良い、なんて気持ちはどんどん薄れてきている。
気持ちが通う、お互いに楽しいと思えるセックスでなければ意味がない。
あとどれくらいの期間、性を楽しむことが出来るのかわからないけれど、情けだったり作業的なセックスと感じた瞬間、たぶんもう無理な気がする。
相手が楽しんでくれるセックスこそが自分が求める性である、と今は思う。
この変化を自身で感じていることが、更に焦りを生み、気持ちが落ち着かなくなっている。
結局のところ、リスクが怖くて優柔不断なだけな自分と向き合っている。
こんなことを書いていること自体、だれかに救って欲しいと思っているだけのふざけた甘ったれだな、と思いつつ自らに戒めをこめて。