フットボールのある生活

フットボールのある生活

趣味であるフットボールに触れて感じたことなど。

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待ちに待った2014年ブラジルW杯が開幕。4年に一度のサッカーの祭典、とは言っても本当のお祭りと勘違いしてしてもらっては困る。

日本の初戦が終わったあとにサポーターについてのいくつかの報道がされた。
ひとつは、渋谷をはじめとした各地でのバカ騒ぎ。
普段は息を潜め、どこにいるのかわからないのに代表戦に限って大騒ぎする人たちは[にわか]と呼ばれ歴の長いファンに蔑まれることもある。

[にわか]とはそもそも何か。知識やファン歴の浅い者か、顔がカッコいいなどの動機の軽い者か、Jリーグに興味なく代表戦や海外サッカーしか観ない者か・・否。「応援してます!」とアピールするくせに結果を他人事の用に考えている者のことだと思う。負けてもせいぜい「残念」止まり。「悔しい」という感情には決してたどりつかない。そうでなければ敗戦後のあの浮かれ具合に説明がつかない。

ただ一人のJリーグサポーターの意見としては[にわか]は決して敬遠するべきじゃない。集客に苦しむJリーグは新規顧客の獲得を重要視しているし、代表戦がきっかけになってくれればいいと思う。もちろん顔ファンだって歓迎だ。
そしてそう考えている古いサポーターは決して少数派ではない。

応援の仕方は自由だし、W杯をお祭り騒ぎの理由に使うのも面白くはないが好きにすればいい。ただし人に迷惑をかけるのは論外だ。いくら新規顧客が欲しくてもマナーの守れない輩は[にわか]ですらない。こちらから願い下げなのだ。

一方で誇らしい報道もある。
現地観戦組が試合後にスタンドのゴミを片付けて帰ったことだ。敗戦後にも関わらず、と世界でも好意的に捉えられている。

こういった意識はJリーグのサポーターにも強く根付いている。
なぜなら[サポーター]にとってチームは家族であり、スタジアムは家なのだ。
だから自分の家が汚されれば悲しいし、自分たちが他人の家を汚せば、それは家族であるチームの恥になると本気で考えている。

日本各地のスタジアムで行われたPVでは終了後、ゴミが散乱していたことがSNSで広まっている。
我々にとっての家を祭り会場と勘違いしたマナーの守れない人間が多かったことが容易に想像できる。(祭り会場だとしてもゴミは持ち帰れよ)

残念ながらこういったネガティブな報道は殆どされていない。むしろ「こんなに盛り上がってます!」と煽る風潮さえある。そして意識の高い[サポーター]だけピックアップして「日本人は素晴らしい!」と一括りにされてしまう。

サッカーで日本が盛り上がるのは喜ばしいことだと思う。
ただし盛り上がり方を間違えないでほしい。
願わくば一人でも多くのサポーターが生まれて欲しい。

[サポーター]とは何か。決して長いファン歴は特別な知識が必要なわけじゃない。それは自分とチームを無関係だと思わないこと。
自分の行動がクラブを傷つける可能性を知ること。
負けた時に悔しいと感じること。決して他人事のように感じないこと。
ただ、それだけ。


繰り返すが[にわか]は大歓迎である。
[にわか]は[サポーター]の入口なのだから。