Beauty Forceの仙台初のチャリティーイベントに
行ってきました。
震災当日から今日までの状況を被災を経験した美容師と
それを遠くから支援し続けた美容師とのトークセッションは考えさせられる内容でした。
美容師としてボランティアに参加するという意味が、被災地と支援する側とで
ギャップが生じているということでした。
みんな「何かをしなければ」という思いは同じでも、現場で求められていることは
逐一変化し続けていて、そこに被災地と支援する側との温度差が生まれ、
支援を行った側は、良いことをしたと思っていても、実際は現地の復興の妨げに
なっていたかもしれないという現状です。
Wave you でもボランティアについて考えたことはありましたが、私たちが出した
答えは被災前と変わらずにいつもの営業をし続けるということでした。
Wave you のある角田市は宮城県南部に位置し、県内では放射線量の高い場所に
なります。店舗まわりの除染をしたりと、少しでも日々の不安を取り除くような
取り組みをしつつ来店されたお客様には、明日への活力の源になるような、
未来へと一歩踏み出すその背中を押してあげられるような、そんな元気や勇気を
お客様一人一人に届けられる美容室であり続けたい。
それが美容師としてできる復興支援だと考えました。
3月11日以来、色々なことが変化し、たくさんのことを感じ考える機会が
増えたと思います。
今回のチャリティーイベントは、そんな中のひとつでした。
興味のある方はこちらもどうぞ http://www.beauty-force.org/
Wave you ホームページ http://wave-you.info/