神の手“God hand?”とも言えるまだ若いドクターに我母親が命を助けられました。先週の土曜日のこと。夜帰宅し夕飯も終了し「さあくつろぐかな?」てな時間に突然の電話。


大岡山に住む両親のマンション管理人さんからだった。母が救急車で某都立病院で急送されたらしい。
急いでゲレンデを駆り家族全員でその病院へ。横浜に住む妹夫婦と姪も駆けつけていた。そしてもちろん父も。夜間救急室にいた母はまだ会話できた。とても苦しそうだったけど。そのままICU(救命救急室)へ。

神経内科の女医さんいわく取り急ぎ内科療法でベストは尽くすが、最初の嘔吐をしたのが朝10時頃病院に搬送されたのが午後4時頃。その間6時間あまり。薬で脳に詰まった血栓を溶かし取り除く最近TVで見た最新療法が効果をもたらすのは発症から3時間しかない“ゴールデンタイム”。なんでも日頃から超頑固な母は、嘔吐し朦朧としながらも病院へ行くのを拒み続けたらしい。
そう言えば数年前、何とか健康診断&人間ドックを受けてもらうべく自分が予約もしたのだが頑固な母は絶対行かない!それで大喧嘩したのを思い出した。

次の日、朝11時から面会可能とかで、10時頃病院着と同時に携帯へ着信有り。昨夜の2F、ICU神経内科の女医さんからだった。
母に会うと昨夜その女医先生が予言されたとおりもう会話どことではない様子。
すぐ今度は脳外科のT先生と面談。レントゲンを見ると右脳の影が昨夜より濃くしかも左側へ広がってる!
T先生いわく

「ただちに開頭し壊死した右脳の部分を切除する手術をしないとこのままでは難しい」難しい=死?なのはこの場合いくら鈍感な自分でもすぐわかる。すぐさま父が同意書にサイン。

PM1:00からPM7時までかかる大手術だった。術後、中心となり執刀してくださったM先生から説明を受ける。

「手術は成功、合併症など予断は許さないが植物人間ではなく意志疎通が充分可能になはずだし、そのために自分は手術しました」

「右脳切除だが左足はまだ動くとの自己判断でその部分の神経は残しながら残りを切除」

「通常ははずした頭蓋骨の一部分は脳の腫れがおさまるまで冷凍保存し、腫れがひいた段階でまた再手術するのだが自己判断で今日すでに元に
戻し縫い合わせたので再手術は必要ないでしょう、自分が執刀したケースでは今まで一度も再手術しなければならないケースはなかった」

説明を聞いているうちに不覚にも涙が出そうになりました。
普通は、危篤状態の患者家族にこれほど自信あふれる言葉は決して言わないのが普通じゃないだろうか?
もしその通りにならなければ人によってはもめかねないから・・・。
しかしこのM先生の一言一言にどれほど家族全員勇気づけられたことか!彼がまさに“神の手”を持つブラックジャックに見えた。これほんとにほんと。
外見は、坊主頭でまるでオリンピック柔道代表みたいなんだけど(笑)

そして今日、そのM先生からまた説明をしていただきました。右脳が左側の機能を司るので左手はもう無理だと自分も思っていたが動く可能性が高い、まだまだ心臓が弱い(実は脳梗塞は2次的な要因で母のケースはあの長島監督と同じく心臓にできた塊が頚動脈に詰まり右脳を壊死させたらしい)がリハビリ次第ではかなりのレベルで回復するとのこと。しかも右脳は音楽やアートに関する機能を司るが側頭葉や前頭葉を切除しても普通の生活は充分可能とのこと。逆に左脳がやられるとかなり厳しいらしい。

母は今日、自分の前で先生の指示を受けグーそしてチョキそして話せない代わりに手を振るまでに回復してきている!
頭蓋骨を開け右脳を切り取られるという大手術からわずか5日目にである。

ラッキーなことは、残されたのが左脳であったこと、そして搬送されたのが都内でも脳外科では有数といわれる都立某病院だったこと、そして最後に
“神の手”を持つ先生に執刀していただけたことだ。しかも徹夜明けで!これからたぶん“リハビリ”そして“介護”という長い戦いが始まるだろう。

でも今は、母の命が救われたことに心より感謝したいと思います。M先生そしてスタッフの皆様本当に、本当にありがとうございました!


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