📢【特別連載・第2回】この島国に、逃げ道は残っているか? 8/2(日) | 「6」 愛の狩人

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君は知っているか?

「和多志」も

「ヨクワワカッテナイ」

けどネ❕(笑

「直観」と「直感」

( ^ω^)・・・           

🔄 前回までの流れ

前回は、日本が単に借金の多い国なのではなく、

  • 敗戦後の安全保障体制
  • 在日米軍と極東戦略
  • 米国債と外貨準備
  • 日米関係による金融上の制約

という複数の縄に縛られていることを見ました。

日本は、円を守るためにドル資産を売りたい。

しかし、米国債を大きく売れば、米国だけでなく、自分自身の保有資産と日米関係も傷つけます。

つまりこの島国は、

動けば傷つき、動かなくても傷つく

場所へ置かれています。

今回は、その状態のまま国内で進められている、減税、給付、防衛費拡大、国債発行の連鎖を見ていきます。

 


第2回

💴 減税の先にある崖

利払いが国家を食い始める

「物価が高いから給付する」

「国民生活が苦しいから減税する」

どちらも、一見すれば国民を助ける政策に見えます。

しかし、本当に重要なのは、給付と減税のどちらを選ぶかだけではありません。

問題は、

歳出を減らさないまま税収だけを減らせば、その穴を何で埋めるのか?

ということです。

減税によって税収が減る。

防衛費は増える。

社会保障費も簡単には減らせない。

既存の補助金、基金、官僚機構、政治的な配分も残る。

そうなれば、差額は国債で埋めることになります。

🔄 取って配るか?、借りて配るか?

給付には、徴収した金をいったん政府へ集め、対象者を選別し、制度を作り、事務を委託し、再び配るという工程があります。

国民・企業から徴収
        ↓
行政機関へ集約
        ↓
対象者の選別
        ↓
制度・システム・委託事業
        ↓
給付

この途中には、事務費、発注、システム構築、広報、審査など、多くの予算と裁量が発生します。

減税なら、最初から国民や事業者の手元に残ります。

そのため、多くの人が、

「配るのではなく、最初から余計に取らなければよい」

と氣付き始めています。

しかし、減税だけを行っても、歳出を変えなければ国債発行が増えます。

つまり、

増税
  → 国民生活を削る

給付
  → 徴収と再配分の機構を肥大化させる

減税のみ
  → 歳出を削らなければ国債が増える

どの選択肢も、現在の支出構造をそのまま残す限り、別の場所へ負担を移すだけです。

📈 金利が上がると、過去の借金が現在を食べる

長い間、日本政府は低金利によって巨額の借金を維持してきました。

金利がほぼゼロであれば、借金の残高が増えても、利払いの増加は抑えられます。

しかし、金利が上がれば状況は変わります。

国債は満期を迎えるたびに借り換えられます。

新しく発行する国債の金利が高ければ、その影響は少しずつ国債費へ現れます。

2026年度の国債費は約33兆円規模となり、そのうち利子・割引料は約13兆円です。前年当初予算と比べ、利子関係費用は大幅に増えています。

この連鎖は単純です。

国債残高が大きい
        +
金利が上がる
        ↓
借り換え時の利払い増加
        ↓
国債費が予算を圧迫
        ↓
社会保障・公共サービスを削る
        または
増税・追加国債で穴埋め
        ↓
景気悪化・税収低下・国債増加

やがて国は、国民生活を支えるためではなく、

過去に作った借金を維持するために税を集める国

へ変わっていきます。

⚖️ 金利を上げても、抑えても苦しい

円安を止めるには、金利を上げることが有効です。

しかし金利を上げれば、

  • 国債利払い
  • 住宅ローン
  • 企業融資
  • 地方自治体の資金調達

が重くなります。

一方、国債費を守るために金利を抑えれば、円が売られやすくなり、輸入物価が上がります。

金利を上げる
  → 財政・住宅・企業が傷む

金利を抑える
  → 円安・物価高で生活が傷む

為替介入する
  → 外貨準備を取り崩す

もはや、痛みのない選択肢はありません。

今日のニュースメモにあった円介入観測は、単なる為替ニュースではありません。

それは、日本政府と日銀が、財政を守るのか、円を守るのか、国民生活を守るのかという三つの要求を、同時には満たせなくなっている兆候です。

 


🔜 次回予告

日本では、国債残高が膨らみ、金利上昇によって利払い負担が増え始めています。

しかし、日本が大量に保有している米国債の発行国である米国もまた、国債を売り続けなければ国家を維持できない状態です。

そこで現れたのが、ドル連動型ステーブルコインです。

次回は、

《米国債を支えるデジタルドル――世界中の利用者を新しい買い手に変える仕組み》

として、なぜ米国がステーブルコインを制度化し、その裏付けに短期米国債を置こうとしているのかを見ていきます。