20年以上中国に携わり、
現在上海在住でコンサル事業や講演、
執筆活動等で活躍されて
いる田中信彦先生からお聞きしたお話。
とても興味深いものでしたので、
前々回より、要点をシェアしています。
今日はその3回目・・・。
一回目、・「スジ」で考える日本人
・「量」で考える中国人と
いう話をしました。
⇒ http://jump.cx/Z5I0C
そして前回は中国人と日本人の
お金の使い方に
焦点を当ててみました。
⇒ http://jump.cx/ei51M
今回は中国の人たちの思考を、
もう少し 突っ込んで考えてみます。
日本人社会では、物事に対して
「できる」「できない」に
かかわらず、やるべきことをする!
「生真面目さ」「馬鹿正直」
「真理の追究」や「お金がすべてではない」
といった、いわゆる「完璧(理想)主義」に
美意識を持つ傾向が強くあります。
ところが、中国人社会では、
「できるか、できないか…」
が基準であるといいます。
それは、「良い加減」
「いいかげん」「中庸」そして
「お金第一主義」といった
「効率(現実)主義」が
美意識とされるものです。
たとえば、商品を製造するとき、
日本人の場合 当然、不良品率を
極力ゼロにしようと努めます。
そのためには、当然コストもかかるし、
それもやむを得ないと考えます。
ところが中国人の場合、もちろん
わざと不良品を造ろうとは
していないものの、ゼロを目指す
ところまではなかなか考えません。
そこにコストを掛けるよりも、
採算のとれるところで十分、
よって不良品率もまあまあで
あれば構わないし、ある程度は
仕方のないことだ…
と考える人が多いのです。
最終的には、最も合理的な
不良品率が設定できたとしたら、
以降はそれ以上の努力もせずに、
淡々と効率よく利益を出すことだけに
集中するわけです。
もちろん大きな利益を得ることは
あるものの、それだけに製品の開発が
なかなか進みにくいという
現状はあります。
原理原則に沿って努力することが
苦手な人が多い中国の人にとって、
一般的に研究開発というのは
どうやら苦手な分野であるようです。
世界で名の知れた中国ブランドが
極端に少ないのも納得です。
コピー大国といわえているほど、
あらゆるものをまねる技術だけは
長けていて、短絡的に儲けることだけを
考えている中国人が多いのも
そのいい証拠といえるかもしれません。(笑)
「量」で判断する中国社会…
メリットとしては、臨機応変で
判断が早く現実的な対応ができる。
また、実現性が高く、市場原理に
徹底されているといえます。
反して、デメリットとしては、
規範性が低く、短期的視野に
立つことが多くなります。
また、再現性も低く、新しいものへの
挑戦力が弱い、加えて創造性に
乏しいといえるようです。
ただ、こうして具体的に見てみると、
中国の人の思考が すべて悪いと
いうものでもなく、ある面においては
日本人も参考にすべきところも
あるような気がします。(笑)
次回へ
【今日のちょっと心に留めておく話】
人生は、できることに集中することであり、
できないことを、悔やむことではありません…。
現在上海在住でコンサル事業や講演、
執筆活動等で活躍されて
いる田中信彦先生からお聞きしたお話。
とても興味深いものでしたので、
前々回より、要点をシェアしています。
今日はその3回目・・・。
一回目、・「スジ」で考える日本人
・「量」で考える中国人と
いう話をしました。
⇒ http://jump.cx/Z5I0C
そして前回は中国人と日本人の
お金の使い方に
焦点を当ててみました。
⇒ http://jump.cx/ei51M
今回は中国の人たちの思考を、
もう少し 突っ込んで考えてみます。
日本人社会では、物事に対して
「できる」「できない」に
かかわらず、やるべきことをする!
「生真面目さ」「馬鹿正直」
「真理の追究」や「お金がすべてではない」
といった、いわゆる「完璧(理想)主義」に
美意識を持つ傾向が強くあります。
ところが、中国人社会では、
「できるか、できないか…」
が基準であるといいます。
それは、「良い加減」
「いいかげん」「中庸」そして
「お金第一主義」といった
「効率(現実)主義」が
美意識とされるものです。
たとえば、商品を製造するとき、
日本人の場合 当然、不良品率を
極力ゼロにしようと努めます。
そのためには、当然コストもかかるし、
それもやむを得ないと考えます。
ところが中国人の場合、もちろん
わざと不良品を造ろうとは
していないものの、ゼロを目指す
ところまではなかなか考えません。
そこにコストを掛けるよりも、
採算のとれるところで十分、
よって不良品率もまあまあで
あれば構わないし、ある程度は
仕方のないことだ…
と考える人が多いのです。
最終的には、最も合理的な
不良品率が設定できたとしたら、
以降はそれ以上の努力もせずに、
淡々と効率よく利益を出すことだけに
集中するわけです。
もちろん大きな利益を得ることは
あるものの、それだけに製品の開発が
なかなか進みにくいという
現状はあります。
原理原則に沿って努力することが
苦手な人が多い中国の人にとって、
一般的に研究開発というのは
どうやら苦手な分野であるようです。
世界で名の知れた中国ブランドが
極端に少ないのも納得です。
コピー大国といわえているほど、
あらゆるものをまねる技術だけは
長けていて、短絡的に儲けることだけを
考えている中国人が多いのも
そのいい証拠といえるかもしれません。(笑)
「量」で判断する中国社会…
メリットとしては、臨機応変で
判断が早く現実的な対応ができる。
また、実現性が高く、市場原理に
徹底されているといえます。
反して、デメリットとしては、
規範性が低く、短期的視野に
立つことが多くなります。
また、再現性も低く、新しいものへの
挑戦力が弱い、加えて創造性に
乏しいといえるようです。
ただ、こうして具体的に見てみると、
中国の人の思考が すべて悪いと
いうものでもなく、ある面においては
日本人も参考にすべきところも
あるような気がします。(笑)
次回へ
【今日のちょっと心に留めておく話】
人生は、できることに集中することであり、
できないことを、悔やむことではありません…。