当社が上海で賃貸していた

2つの物件の大家は、なぜか

両方とも、台湾企業でした。



飲食関係の大家は、あまりにひどく、

言いたいことが多いので、

またの機会にして…。(笑)



今回は、もう一方の大家、

A社の話です。



A社の製造、販売している商品は、

「ハロウィン」等で

着用する仮装用衣装です。



わかりやすく言うと、

いわゆる「コスプレ」の

衣装や、カツラなどです。




そんな特殊な商品で商売になるの?

と思っていたのですが、

A社は中国で作った商品を、

ヨーロッパを中心に、輸出・販売し

年間数十億円を売り上げる優良企業でした。



もちろん、日本へも輸出しているようですが、

その売上の微々たるものです。



あんな衣装を、「ハロウィン」以外、

一体どんな時に使い、どんな人が

買うのか? 全く想像もつきませんが、

欧州各地で、バカ売れ!?

のようです。(笑)



現在欧州の経済事情が

優れない中、売上が落ち込むかと

思いきや、ほとんど、影響を受ける

こともなく、好業績は続いているのです。



やはり、特殊な技術やものを

もっているということは、

景気等に左右されにくい、

強さがあるのかもしれません。




たしかに、欧州危機により、

影響を受けている中国企業もあった

ようですが、元々、中国の総輸出のうち、

欧州に占める割合は、20%ほどです。



しかも、その大半は、ドイツなどの中軸国だと

いいますので、実際にいうほどの、影響は

少ないのかも、しれません。



逆にいま、資金豊富な中国企業は、資金難に

苦しむ欧州のブランド力ある企業を一気に

買い取る動きさえあるようです。





今後、A社は従来の欧州の販売先で

あった会社を買収する検討を、

始めているようです。



中国(台湾)企業、

おそるべし! です。



しかし、この企業、最近は

カンボジアにも工場を作りました。



中国本土では、人件費が高騰し、

求人が難しくなりつつあることから、

製造の拠点を今後、カンボジアに

移したいようです。




中国の企業であっても国外に

製造工場を移転する兆候は

このところ目立ってきているようです。