前回、「新時代の女性」という歌が、

中国の若者の間で

流行り、その理由として…、


「結婚後、「二(女辺に乃)」(アルナイ)

 と断固として戦う気力がある」



という歌詞が盛り込まれている

からだと言います。



で、気になる、その

「アルナイ」とは…。



簡単にいうと、金持ちに

囲われる契約愛人、巷では、「地下妻」 

とも言われる女性のこと
です。



日本の古い言葉だと、

二号さん!?とでも言うのでしょうか?(笑)



ただ、「アルナイ」… は売春婦とは

全く違いますし、

愛人とも多少、違います。



何が違うかと、いいますと…、


「アルナイ」との男女関係は、

きちんと、契約が結ばれている


いうことです。




「関係の有効期間」「報酬金額」 

「守秘義務」など・・・。



さらに驚くことに、

「アルナイの日常行動範囲や、違約時の処罰」、

「解約時の財産処理」
に至るまで、

こと細かく定められていること

が多いといいます。



契約期間は、1年から5年

大半のようです。



もちろん、「アルナイ」は最初から、

金銭目的であるので、愛人関係とは違い、

恋愛のもつれで、別れ際に修羅場になったり

失楽園!? などになることもありません。



期限になれば、スムーズに別れ

ることがほとんどだといいます。




日本でも、全く聞かない話!?

では、ありませんが、このように

きちんと契約書まで、交わすこと等は

あまり多くはないのではないでしょうか…。


(私が知らないだけ? 

 かもしれませんが…笑)




初めて契約を交わしたある中国人が、

この契約を公証しようとして、役所に

持ち込んだところ、さすがに厳しく叱責を受けた…

というバカなカップルの笑い話もあるほどです。



それにしても、すごいです。



そういえば、以前、長く中国にいる

日本人の先輩が 何人もの中国女性と

付き合いつつ、

「なんのトラブルもないよ!」 


と自慢しているのを聞いて、

不思議に思ったものでしたが、

今、考えると、その女性たちは、

もしや「アルナイ」だったのでしょうか…。(笑)




「アルナイ」は、実際かなり昔からいた

はずですが、ここ10年ぐらいは「文化!?」

になっているとも聞いています。



もちろん、「アルナイ」 と

契約できるのは、それなりのお金が

ないとできないでしょう。




もちろん日本人を含む外資系の経営者や、

国内の富裕層、政府の役人と
「アルナイ」

持つことは、1つのステイタス

となっているようです。



さらに・・・



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