今日は 3ヶ月ぶりに上海に来ています。




久しぶりに 経営していた店(ホテル)に寄って

みました。


そして、まず屋上にのぼり

目前に広がる海岸に向かって 

静かに手を合せます。



これは数か月前までここで働いて

いたころの毎日の日課でした。


なぜ そうしていたかといいますと…、

私が ホテルを開業した当時、

地元の方々と食事をする機会が

ありました。


そのときに、一人の老人が、

こんな話をしてくれました。



「日中戦争のとき、ここの海岸からも 

 日本軍が上陸してきたんだよ。

 そして悲惨なことも、たくさんあった。



 そのなかの 悲しい話だが…、

 日本の兵士に 地元のひとりの

 若い娘が 強姦されたんだ…。



 その娘は そのせいで その後、

 結婚することもできず、

 一生独身で生きた。


 そして、彼女は数年前、ひとりで 

 淋しく亡くなっていったんだ…。」




そして、老人はこう、続けた、


「いや、そのことで今、あなたたち(日本人)を 

 責めているんではないんだ…、


 ただ、そういう事実があったことも、

 知っておいて ほしかったんだ…。」





戦争については、いろんな考えかたや 

意見があると思います。


虐殺が 行われた、行われなかったと

発言することにも、

あえてここで、言及はしません。



ただ、そんな中に、こういう悲しい出来事

あったということは、

知っておくべきだと思っています。