曇ってますね。
しかも、マンションの一部補修工事が始まって、
バルコニーの外側に工事現場の足場も組まれ、
太陽が少々遮られます。
しばらくは家での日光浴はお預け。
サンルームのように楽しむ自宅時間を
お仕事の作業の時間に変えて
こういう時こそ、
やるべきことをしっかり進めなきゃです^^
さて、先日TVで
「カラオケで100点採ったら100万円もらえる!」
みたいな番組を偶然目にしました。
(以前から放送してるのは知ってたのですが
見たことはなかった)
いつもならさほど気にしてない番組なのですが、
先週声出しに行った近所のカラオケボックスで
入った部屋がたまたま採点機能をオンにした
状態だったらしく、それを知らずに適当に
発声がわりに歌った曲が、その後
勝手に採点されてしまって(笑)
「96点」
・・と出たんです。
歌手としては微妙な点数ですね(笑)。
でもそれで何だか変なスイッチが入った私は
(採点機能オフにする操作を調べるのも面倒だったので)
そのまま歌い続けて、しまいには
「次こそ高得点出してやる!」という
目的に変わってしまったのでした^^;
そもそもカラオケの採点は
・最低限の声量、声の長さ
・音程
・最低限のリズム感
・・が基になっていて(基本は減点法)、
そこにこぶし、ビブラート、しゃくり、フォールなどの
技術点がボーナス加点されるという仕組み。
当然、テンポが早くてメロディが難解な曲や
音符が多い曲は音程やリズムを外す回数も増えるので
減点されやすく、ビブラートを入れる回数も減るので
高得点が取りづらい。100点のハードルも高い。
・・てことは、その逆のタイプ曲を選んで
これみよがしにこぶしやビブラートを入れれば
高得点を取りやすいということになります。
要するに、
カラオケの高得点と本当に魅力的な歌とは
分けて考えなくてはならない、ということなのです。
まあ、それを知っていても
人間て高得点が取れると嬉しいもの(笑)。
カラオケの採点に関しては特に私は
バトルゲームでの強い武器を持っている、
に等しい立場なので、
やはりゲーム感覚で得点にチャレンジしたくなる。
その上、単純にテンポキープと音程を取る
基礎練習にはなるなあと思うと、
ついアスリートで言う「ランニング&ストレッチ」気分で
その日は3時間半も採点機能オンのまま
邦楽・洋楽・得意・不得意など無差別で
ノンストップで歌い始めてしまったのです。
でも、100点は出ず^^;
最高で98点。
あとは全曲95~98点。
メロディの記憶があいまいな曲まで引っ張り出して
全45曲ほど何とか歌っていました。
いいのか悪いのかよくわかりませんが、
疲れました(笑)。
以前からカラオケを作ってメーカーに納めている
クリエイターの知り合いもいて
その人たちもたまにメロや歌詞、
符割の間違いがあることを知っているので
私が「これは完璧100点でしょう」という曲も
少しメロディのグラフが間違っていたりして
100点が出なかったりしたので
「あれ?」みたいなこともあったのですが、
とにかく、発声練習をしにいったはずの自分でしたが
採点機能のお陰で私の「ゲーム脳」にスイッチが入り、
いつのまにか音程を取ることに命をかけていました^^;
そして歌詞へのリスペクト精神や
表現しようという歌への愛情はどこへやら・・
この採点機能って極端な話、
発声や発音が多少悪くても、
音程が合ってたら高得点が出るんです。
・・これは深みにはまったらよくない。。。
正直、歌のレッスンからは逸脱します。
私はこういうからくりを知ってるので
ハマる前にすぐに冷めますが、
(↑3時間半ムキになって歌ってた人)
ゲーム感覚で火が点いて
点だけを取りに行ったら、喉を壊したり、
歌の表現が死んでしまう可能性が高いのです。
本当に素敵な「生きてる歌」って、
緩急があり、タイミングを微妙にずらして歌ったり、
時にはメロディをフェイクしたりもします。
少しかすれることがいい味になってグッとくることもあります。
でも、機械だと「かすれ」は声のエッジが立つので
音程が上にずれて感知されることが多く、
フレーズのタイミングもいい感じにずらしても
そのタイミングで歌うべき「楽譜」の
音符の音と違う音(少し前の音が後ろにかぶってくる)を
歌ってる訳ですから、機械にはまた
音程を間違ったことにされて減点されます。
もちろん素晴らしいメロディフェイクをしても
楽譜通りではないので機械では減点。
まあそういうことの連続で、
全米が泣くような素晴らしい歌を歌っても
100点はほぼ出ないのです。
100点が出る人は「素晴らしくない」ということではなくて、
100点を出すためには
緩急と間の表現、フェイクの表現など、
歌にとって大切な要素を
「諦めて」歌わなければいけない。
という側面があるということです。
よくレッスンでも
「カラオケの採点機能は自主練習に有効ですか?」
という質問を受けますが、
「テンポキープと音程感覚を養うためには有効、
でも、正しい発声と表現力を磨くには無効」
という風に私は答えます。
だから、時々その限定された効果だけを狙って使うならOK。
いつも必ず使う・・というのはやめた方がいい。
歌がただの「点取りゲーム」になってしまうから。
もちろん、狙えば高得点を取れるほどの技術がある、
ということは素晴らしいです。
その上で、いつもの表現を開放したら(点数関係なく)
素晴らしい歌を歌えるという、
歌手として「2段階の奥行き」があることが
1セットであるべきなのではないでしょうか。
ゲームとして楽しむ人はどんどん楽しんでほしいけど、
プロを目指す人はそこを混同しないようにした方が
良さそうですね。
私も今度カラオケで採点機能がオンになってたら
そこそこの所でオフにする勇気を持ち、
ゲーム脳(得点取得欲求)が刺激されすぎないように
気を付けたいと思います(笑)。
では、今日も笑顔で
素敵な一日をお過ごしください^^♪
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