曇り空。
昨日よりだいぶ肌寒いですね。
さて、今日は歌の感情表現について。
これはひと言や一回の記事で語り尽くせるわけなど
ないので、そのうちのひとつのポイントを
ピックアップしてみたいと思います。
まず大事なことは
”この歌はどんな歌なのか”とか
”何を伝えたいのか”などを最初に
はっきりさせておいたほうがいいということ。
その次に”どう歌うか”を決めて実行する、という順番。
気持ちの向くままに歌う・・という自由さも時には
悪くないですが、歌詞の内容に厚みがある歌ほど
感覚だけでは的確に伝えきれないことが多いですし、
部分部分の言葉を表現しすぎて、全体から見たら
感情の流れが矛盾し始めたりすることもあります。
ようするに歌1曲をひとつの”森”とするならば、
「木1本だけを見て森全体を見ていない」現象が起きやすい。
例えば
”あんなに笑い合った2人”・・という歌詞があったとすれば
そこだけ気分でフォーカスして歌う人は
さもおかしそうに笑顔でその歌詞を歌うかもしれませんよね。
でも歌詞全体を読むと
失恋の歌だったりすることが多々。
「あの時はこんな悲しい日を想像できなかった。」という感情が
隠されているとすればもう少し悲しげかもしれないし、
嘲笑的かもしれない、もっと時間が経った状態なら甘酸っぱい思い出を
語ってるところかもしれない・・それはどんな気持ち?
その後何年たつの?今はもう幸せ?もっと辛い?別の幸せを見つけた?
今どこで何しているの?
・・など、もう想像しだすといろいろなわけです。
そしてまさに正解は一つじゃなくて、
最終的に表現者がその曲にどのようなストーリーを見つけたか、
どのようなストーリーとして伝えたいか・・次第なんです。
例えば、そこに作詞作曲者かプロデューサーがいて
「このようなストーリーをこんなスタンスで表現して欲しい」と
言われ、同意するなら(従う立場なら)それを表現すべきでしょう。
でもそうでないなら、基本的には表現者がそのストーリーと
表現者の立場を明確にして、矛盾なくその心の流れをリアルに
歌で演じる・表現する・・というのが柱。
要するに、歌う時は表現者(歌う人)がその曲の”責任者”なんです。
逆に言うと、そこが歌の面白いところであり、怖いところ。
だから聞き手に伝わらなかった時は表現者として未熟か、
思いの強さが足りなかったか、とにかく表現に説得力がなかった、、
ということになりますから(曲自体のクオリティや曲との相性もありますが)。
逆にちゃんと伝わったなら、いい表現者なのでしょう。
(必ずしも表現者の思いと同じものが伝わるとは限りませんが、
聞き手が何かを受け取る・・ということ自体が大切です)
そのくらいの意識を持って歌を歌うべきだと私は思ってます。
もちろん、メロディラインやリズム、
その他の楽器演奏とのバランスもあるから
最終的にはそのフィーリングを加味した上で
歌詞とテーマを生かす表現を紡ぎ出さなきゃいけない。
だから最初の「感じる、想像する、表現を組み立てる」
この作業をすっ飛ばさずに歌ってほしいなと思います。
そうすると歌う人が、歌いながら”心の迷子”にならずにも済みます。
逆に言うと
”柱があるから(逸脱の心配なく)自由に歌える”ということにもなる。
プロ志向の方には、ぜひその前提でボイトレやテクニックを
効果的に表現に生かして欲しいなと思います^^
もちろん趣味の方にとっても、少し参考になれば嬉しいです。
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