【うた、もしくは詩のようなもの】なつのこども なつのこどもはあそぶ なつのこどもは日がなかなかくれないからあそぶ たいようがどまんなかで空を占領していても 汗と水と鼻水にまみれてあそぶ なつのこどもはあそぶ 缶を蹴って、たいようにぶつけてあそぶ。 アスファルトのなつのこどもはアイスを食べる 蝉時雨とツクツクホウシのなつのこどもは、 さびれた商店街をぬけて、たんぼのまんなかを自転車で独り占めする。 なつのこどもは ひがしずまない。