(画像は05年米南部に被害をもたらした
ハリケーン•カトリーナの当時の衛星画像)
現在の気象条件では70~100年に
1回程度しか本州に接近しない
最大風速54m超の最強クラスの台風が
今世紀末には10~20年に1回程度接近する可能性があることが
気象庁気象観測研究所と海洋研究開発機構の
共同チームのシュミレーションでわかった
今後地球温暖化の影響で
中心気圧が850hPaを下回る
史上最強の台風が発生する恐れもあるらしい

気象庁は台風の勢力の指標として
10分間平均の最大風速を採用
大きさでは風速15m以上の領域半径が500キロ以上を「大型」
800キロ以上を「超大型」としている
中心気圧は低いほど最大風速は強なる
瞬間最大風速33m以上を「強い」
44m以上を「非常に強い」
54m以上を「猛烈な」台風と分類し
気象衛星画像を基に中心気圧など台風の勢力を分析している
研究チームはスーパーコンピューター
「地球シュミレーター」で
2075~99年の台風発生状況などを予測した
その結果
平均気温は日本付近で2~3度上昇
上層の待機も暖かくなり対流が弱まる事で
台風の発生個数は現在より2割程度少ない年間20個弱
しかし強度は増す傾向が現れ
最強クラスの台風が10~20年に1回程度
九州から関東にかけての太平洋沿岸に接近
中心気圧850hPa以下という
かって経験したことのない強さの
台風が発生する可能性が示された
これまでの最強台風は
日本の南海上で870hPaまで発達した1979年の台風20号は
965hPaで上陸し全国で115人の死者行方不明者がでた
上陸時の中心気圧では
1828年(文政11)九州•中国地方に大きな被害をもたらした
「子年(ねのとし)の大風(おおかぜ)」通称シーボルト台風の
900hPaが過去300年で最強の台風と言われている
室戸台風や伊勢湾台風など50~80年前は
最強クラスの台風の上陸が相次いだ
最近はたまたま襲来していないだけという見方もでき
台風による大災害は決して過去の話しではないと警告を発してる