こころのチューン・アップ 【tune・up】4.18
◇◆◇こころのチューン・アップ【tune・up】4.18
~夢を叶える言葉の力~
「勝利者は常にあきらめない」
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こんばんは!
夢はぐプロジェクト&魔法の質問認定講師の吉田カズオです。
「元メジャーリーガー」の「言葉の力」の後篇です。
前編はこちらご覧ください(アメブロより)▼
http://ameblo.jp/wavemax151a/entry-10864493331.html
【続きから…】
ピート少年は草野球チームに入るのですが、練習には参加させてもらえませんでした。
しかし、不平を言うことも無く、毎日玉拾いをし、一人でひたすら素振りの練習をしました。
高校、大学に進学しても彼の野球に対する情熱は変わることはありません。
小さな頃から続けている壁に向かってキャッチボールと素振り。
それを見ない日は1日たりともありませんでした。
しかし、彼がいくら努力しようとやはり試合に出る事はありませんでした。
それどころか、練習にすら参加することができなかったのです。
けれども、彼は腐ることなく誰よりも早くグランンドに現れ、玉拾いや
グラウンド整備を一生懸命していたそうです。
ある日、雨の日も風の日も黙々と、練習を続ける彼の姿を見て、心を打たれた人物がいました。
一途に努力するピート・グレーを幸運の女神は見放しはしなかったのです。
選手としてではありませんでしたが、セミプロの球団からチームに入ることを許されたのでした。
しかし、彼の野球に対する情熱は少しも色あせる事はありませんでした。
用務員としての仕事の傍ら誰もいなくなったグランドで、いつものように壁に向かって
キャッチボールと素振りをする毎日。
ある日その様子を偶然、チームの監督が目にするのでした。
次の日も、その次の日も、そして次の日も、いつしか監督は
彼の練習する姿に心を奪われていました。
その頃、奇しくもピートの所属するチームの状態は絶不調。
その日もピートはいつものように練習をしていました。
彼の姿を見て監督はひとつの決断をするのでした。
彼を「選手」としてチームの一員にすると…。
すると、ピートは監督の期待に十分に応える活躍をしました。
その活躍を見ていたある「マイナーリーグ」の監督がピートを大抜擢するのでした。
ピートは何とこのチームで首位打者を獲得、素晴らしい成績を残します。
このような相次ぐ大抜擢にも、平常心を失うこと無く努力を続けるピートに、
次々と幸運が訪れます。
1943年、AAAのチームに昇格、そこで彼は素晴らしい成績を残し、
このチームでMVPを獲得しました。
そして、ついに夢が叶う時がやってきました。
1945年メジャーリーグの「セントルイスブラウンズ」が
ピート・グレイの採用を決定するのでした。
遂に夢だった「初打席の瞬間」がやってきます。
バッターボックスに入った彼を、チームを応援するファンは惜しみない拍手で迎えました。
それは、ファンだけでなくスタンド総ての観客、チームメイト、そして相手チームの
ベンチまでもが、総立ちになり惜しみない拍手を贈るのでした。
「おめでとう」
ピートの初打席は、三振に終わりました。
試合後のインタビューで彼はこう答えました。
「涙でボールが見えなかったよ・・・」
その後、ピート・グレーは短いメジャー人生を終え、野球殿堂入りを果たしました。
彼の通算成績はと言うと出場試合は77試合、ヒットはたったの51安打、26得点、打率は218、
本塁打はと言うと0本。お世辞にも決して良いとは言えません。
では、何故この様な成績でも野球殿堂入りが出来たのか?それは…
彼が幼い頃、父とヤンキーススタジアムに行ったあの帰り道、
「パパ僕ね、大きくなったらメジャーリーグの選手になるからね!」
と言ったその時、既に彼の「片腕」は無かったのでした。
ピート少年は6歳の時に、列車から転落する事故で「右腕」を失っていたのでした。
彼は「片腕のメジャーリーガー」として、全米に多くの夢や希望を与えたと
高く評価され野球殿堂入り果しました。
雨の日も風の日も腐ることなく、たった一人で壁に向かってボールを投げ、
涙ぐましい訓練を続けハンデキャップを克服したのでした。
すばやく手を抜くためにグローブの中の詰め物をなくし、わざわざ指の短い
グローブを作って、半分しか手を入れなかったそうです。
ゴロの場合は受け取ったボールを軽く空中にはね上げ、その間にグローブから左手をはずし、
その手で投げかえしたのでした。
晩年は故郷で少年野球の指導をし、87才でその生涯を閉じます。
最後にピート・グレーが亡くなる前に残した言葉を紹介します。
「私の子供の頃の夢は、
ヤンキースタジアムで野球をすることでした。
そして、それを叶えられたことが、自分の人生にとって、
もっとも素晴らしい出来事だったと思います。
自分のような、体に障害をもつ者にとって、練習こそが全てでした。
でも、例え練習しても自分にやってくるチャンスは僅かなものでした。
ある時こう言われたことがあります。
「両方の腕があっても、野球をするのが難しいのに、
片腕で野球なんかできるわけがないだろう」
それでも諦めず、自分は常に夢に向かって練習したのです。
最後に好きな言葉を送ります。
『勝者は常にあきらめない。勝者は常にあきらめない。』」
ピートグレイ
◆◆こころのチューン・アップ【今日の言葉の力】〓〓〓
「勝利者は常にあきらめない」
(ピート・グレー)
■発行者
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「勝利者は常にあきらめない」
ピート・グレー
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
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