僕等のアイドル天才ホリコシクンが
本日、成田発 15:00の便でアメリカはジョージア州へ旅立ちました。
向こうの大学院で大きくなって帰ってきて欲しいですね。
彼、天才だから2度と会えないかもしれません。
というわけで「追悼 天才ホリコシ」と題しまして
本日から数日間は僕が個人的に彼に喰らった伝説を
みなさまにお伝えしようと思います。
【伝説Ⅰ 船上パーティ事件】
あれは忘れもしないサクラの咲く頃。
ある日、ホリコシクンから
「船上パーティがあるから行かないか?」
とのお誘いをうけた。
聞くところによると、
<豪華客船でキレイな夜景を見ながらピアノの生演奏をBGMにワインを嗜む>
というキャッチフレーズであった。
僕達は快くOKを出し、その日を楽しみに待っていた。
当日。
渋谷で合流をして目的地へ向かう。
っていうか、この時点で僕達は目的地を知らされていない。
与えられた情報は上記の「船上パーティ」と「豪華客船できれいな夜景を・・・」
の2つだけ。
こういうことが僕達の間ではよくある。
主催者が参加者に何も教えない事が。
とりあえず僕達はついていくだけ。
さすがに不審に思って目的地を聞くのだが
「ついてくればいいんだよ!」
の一点張り。
何回か電車を乗り換え、最終的には浅草線に乗る。
「?」
てっきり天王洲アイルとかそっちの方へ行くんだと思っていたのだが
もう、彼を信じてついていくのみ。
どんどん下町の方へ向かっていく。
駅で降りて(駅名忘れちゃったな)
ホリコシの友人と合流した。
下町の土地勘が僕にはあまりなかったので
その周辺に何があるのかがわからなく半信半疑であったが
とりあえず潮の香りはしたのでまだ彼を信じてみた。
駅からの道は真っ暗だった。
でも遠くからは船の走る音が聞こえる。
音のする方へ近づいていくと
だんだんとその日の全貌が読めてくる。
豪華客船にはありえない
「ドッドッドッッ」
という音。
潮の香りはするが、聞こえない波の音。
そして下町。
5分ほど歩くととある1軒のお店へ皆入っていった。
そのお店の看板には大きく
[屋形船 ××××]
もう体中の力が抜けたね。
もう怒る気力もおきませんでした。
とりあえず1個づつ確認しましたよ。
1.船上パーティ ○
船上は間違ってない。
パーティーもまぁ間違ってない。
畳のうえだけど。。。。
2.キレイな夜景をバックに ○
夜に見る景色は全て夜景ですね。。。
3.ピアノの生演奏を聴きながら ○
もしかしたら川沿いの家から聞こえたかも知れない。
4.ワインを嗜む ×
船長さんに一応聞いた。
さすがにワインは置いてなかった。
ビールか日本酒だけだよだって。
3勝1敗?
ホリコシクンにしたら上出来かもしれない。
彼の発言の75%が正解でしたからね。
もう僕たちの感覚も麻痺してんですよ。
ここまできたからには屋形船に乗り込み、
結婚適齢期を過ぎてそうなナイスミドルレディーと
なかなか気の合わなそうな野郎共の中で
今日という日の悪夢を忘れるがごとく
酒に溺れました。
帰り道。
彼のウソを見抜けなかった自分に
自己嫌悪に陥りました。
ちゃんちゃん。
