PLAY 25年分のラストシーン 2020 108分
70点
25年間撮りためたビデオテープを編集する
38歳の男、、、
やはりフランスコメディがめらめらと
熱くなってることを実感させられました
子供の頃、両親に貰ったビデオカメラで
なんでもかんでも撮影しまくって
それこそ
1990-2015年までの25年間
機材こそスマホになったりするものの
とにかく撮影し続けてきた男の
言うなれば記録を延々と
見せられるだけの映画なんですが
記録から垣間見える人間関係だったり
趣味嗜好の変化
好きな女の子の変化
時代の変化
と
色んな変化が不器用な男が撮影した
動画をみているだけなのに
ものすごく繊細に伝わってくるし
その当時の動画をみながら
みている自分のそのころの年齢の出来事も
思い出してしまうっていう
あー1998年のフランスワールドカップなつかしいなあ
おばあちゃん家で見てたなあ
とか
うわ〜はじめてクラブ行った時とか懐かしいなあとか
そういう些細な
けれど自分にとっては意外と大きな出来事を
思い出したりして
ずぅーっとセンチメンタルな気持ちに
浸りながら映画を見ていました
映画のオチに関していえば
まーそんな感じだよねと
なったりもするんですが
このありそうでなかった
フォーマットは
それこそ
日本でもガンガン使ってほしいなとか
思いますし
主人公があんまり魅力的じゃないっていう
欠点もあるんですが
とにかく
観てるこっちの人生も
振り返らせてきやがる
ナイスな青春映画でした〜