ロングショット 僕と彼女のありえない恋 2020 124分
60点


時期、大統領候補のシャーリーズ・セロンは
スピーチライターにセスローゲンを雇う...



監督は50~50の
ジョナサンレヴィン


次期大統領候補が
シャーリーズ・セロンとかいう
どうなの設定なんですが

序盤はめちゃくちゃ面白かったです

シャーリーズ・セロンのプライベートを知り
スピーチをまとめていったり
様々な政治的圧力によって
スピーチの内容を変えていったりと

うわ〜ありそう
みたいな政治の裏側描写を
さらっとコミカルに描いていくのは
良かったんですが

途中から
シャーリーズ・セロンも
セス・ローゲンも

お前らいい歳なんだからもっと
なんか、上手いことやって

仕事とプライベートのバランス取れよ
っていう
展開になってちゃうんで

その国を背負う人達の
オンオフの切り替えが
ちょっとバカっぽすぎて
ちょっとストレス感じる部分が多かった
気がします


ついで
扱うテーマがほぼ環境問題だけと
それも逃げ腰なテーマな気がして
もっとガチンコな
貧富の格差、福祉、移民など
社会の分断みたいな大きなテーマについて

この映画なりの答えを
出して欲しかったですし

せっかく
人と人との繋がり
人間同士の会話みたいな良きメッセージも
あるのに
それが狭くて中途半端だったなあと
感じました


政治を舞台にした映画ながら
政治色が、弱くて拍子抜けもした
政治コメディ映画でした