
エイスグレード 世界でいちばんクールな私へ
2019
55点
中学生最後の1週間を迎えた
ニキビ陰キャラ女子...
前評判もめちゃくちゃ高くて
オバマ前大統領もいたくお気に入り
しかも
良作連発の
A24発の青春映画ですが
個人的にはイマイチだったなと
感じました
エイスグレードというのは
日本の
小学6-中学3-高校3ではなく
アメリカのくぎり
小学5-中学3-高校4
5足す3で8
つまり中学最終学年を表しています
日本だと中学2年生ということだと思います
顔面ニキビだらけ
学校では超陰キャラ
だけど
YouTubeやSNSだととたんに饒舌になり
家族よりもとにかくスマホ優先という
痛々しすぎる女の子を
エルシー・フィッシャーが
好演しておりました
SNS上での発言と
現実世界とのギャップがあるすぎることで
発生する痛々しさ
ついで
中学生2年生特有のいわゆる厨二病発動
真っ最中のあの痛々しさは
かなり強烈なモノがあって
僕自身もよくわからん
ポエムを書いてた黒歴史を思い出して
胸がズキズキもしましたけれど
僕の好物
17歳モノですね
もう少し年齢が上の
もう大人にならなきゃいけない
自分で決めなきゃ行けない
自分でケツ拭かなきゃ行けない
実は17歳の決断が薄ら人生を決めていた
と比べると
まだ子供
まだ親が全部守ってくれる
まだ親がケツ拭いてくれる
まだ人生なんとでもなる
っていう今作は
割とどうでもいいというか
そんなダメージ屁でもねえ、というか
17歳モノと比べるとやっぱ
スケールが小さくて
面白くありませんでした
スマホのヒビとか
YouTubeからの内面の変化とか
いい所もあるんですけど、
ちょっと期待しすぎた感もある
小粒な残念青春映画でした〜