
旅のおわり世界のはじまり 2019
55点
世界ふしぎ発見的な番組のリポーターを
担当する前田敦子...
日本とウズベキスタンの国交樹立25周年、
及びナヴォイ劇場完成70周年記念の国際共同製作作品。
黒沢清がオリジナル脚本を執筆
&監督を努めます
ちなみにナヴォイ劇場というのは
ウズベキスタンの首都タシュケントにある
オペラやバレエのための劇場で
なんと
第二次世界大戦の時にソ連の捕虜になっていた日本人によって1947年に立てられた
劇場です
ちなみに柱や基礎は
ある程度出来ていたそうなので
全てを日本人が作った訳ではないみたいです
で、前フリ長くなりましたが
旅のおわり世界のはじまりですが
世界ふしぎ発見的なミステリーハンター役を
前田敦子が演じながら
テレビに映らない番組の裏側
草野仁、黒柳徹子が見たくなかった、
もはや、やらせのような、
あまりにも前田敦子が可哀想な目にあうので
なんか世界ふしぎ発見的な番組を
素直に楽しめなくなってしまう内容と
なっておりました
結構、時間経過が適当だったり
スタッフの前田敦子の管理とかが
ザルすぎてなんじゃそりゃ
みたいなツッコミどころもありましたが
ヤギと前田敦子の境遇を
わかりやすく重ねたシーケンスは
現実の苦味を感じられて良かったです
ただね
話の推進力がやっぱり弱いのと
どうでもいい恋愛要素あったりするので
基本的には面白くありませんでした
もう少し
ウズベキスタンに
親近感が湧くような
何か繋がりでもあればよかったなあと思える
ミステリーハンターはつらいよ
映画でした〜