ダラスバイヤーズクラブ 2014
60点

エイズと診断されたマシュー・マコノヒー...




エイズ患者を演じるために
17キロ減量した
マシュー・マコノヒーの演技が光る

86回アカデミー賞
主演男優賞
助演男優賞
メイクヘアスタイリング賞
受賞
も納得の
軽い社会派ヒューマンドラマです


1985年のダラスを舞台に
まるでエイズへの理解がない
無責任適当男が
自分がエイズになり
残りの人生を見つめざるを得ない

自分に何が出来るのか考えて
孤独の中で仲間をみつけ
希望を見つけていく過程

自分が生き伸びるために得た知識と
良心を武器に理不尽すぎる世の中の仕組み
ルールと戦っていくのは


派手な演出、しめっぽい音楽など
なくて地味なんですが
静かに心を打たれました


何も考えず
医者の言ってること
偉い人、
政府の言ってることを
鵜呑みにするのではなく

自分で考え、
自分の命、仲間の命、大勢の命を
救おうと
ほぼ孤立無援の状態でも

本気で戦えば
世の中がすこし変わるかもしれない

何も言わないの何百万人よりも
本気の1人が
世界を変えるかもしれない

そんな力強いメッセージを
ヒョロヒョロ
ボロボロになった
マシュー・マコノヒー兄貴から
感じられる


本気で戦った男の史実映画でした