マイブックショップ 2019
55点


イギリスの田舎で本屋を開く未亡人...




1959年のイギリスを舞台にした
地味なヒューマンドラマです

監督は
死ぬまでにしたい10のこと
のイザベル・コイシェ

主演は
エミリーモーティマーです
代表作がよくわかりません



町のよく分からない圧力に負けず
素敵な本屋を経営出来るのか
皆に愛される本屋になれるのか

という推進力で話は進みますが

まず町のよく分からない圧力が
ほとんどセリフによって説明されるので
映画的な面白みはなかったです

SNSがない時代の情報拡散、広告あたり
知りたかったですし

悪い圧力も不気味さとかは
ありませんでした



で、
素敵な本屋ってのも弱くて
あれだったら
浦和の蔦屋書店のが何百倍も素敵だし

ちゃんと観客にもその本屋の魅力が伝わる
仕掛け工夫とかは見たかったです

なんかディテールが浅いというか


あと
致命的なのが
色々あると思うんですが

主人公が
ボールがあればサッカーができる

的な立場じゃなくて、
サッカーする場所を選んじゃってる感
っていうのが
個人的には引っかかりました

その家に住みたいのか、本を売りたいのか
どっちやねんと

そこの芯がブレてる感が
あまり好きになれませんでした

ラストの継承というメッセージも
安易だし
泣かせ演出も安っぽい

うーん、
イマイチ乗れない書店経営映画でした