坂道のアポロン 2018
65点

真面目な転校生
知念侑李チネンユウリは
やんちゃなドラマー中川大志と出会う...




監督はソラニンの三木孝浩さん

コダマユキさんの同名の漫画が原作です

コダマユキさんが長崎県佐世保市出身ということで
坂道のアポロンの舞台も佐世保市となっております

時代は1960年代という設定です


根暗秀才男子と
やんちゃ喧嘩坊主が
何かをきっかけで仲良くなっていく

という何百回と見た設定に
ため息が漏れてしまったんですが

まさに音楽の力

細けえこたあいいから
音楽を聴け!

的な音楽の力技で

ベタすぎる設定とか
なーんか先読みできる話運びとか

伏線のない唐突な展開とか

コテコテな恋愛ベクトルとか

役目終えたら都合よく
フェードアウトしていく脇役とか

細かいこと吹っ飛ばしてくれるような
音楽の迫力は素晴らしかったです

主演2人の超特訓した
ガチ生演奏みたいですねこれ

なんかそれだけで
すごいもん観た感ありました


とくに序盤の路地裏のシーン

それぞれが抱える悩みとか
社会的地位とか、なんか
色々な問題をぶっ飛ばして

一気に色んな人が音楽を通じて
繋がっちゃう感じ

ほんとにたまんないもんがありました


ただ、
見所はそれだけで
ストーリーにも
何かしらの新鮮味
フレッシュな
味付けがされててもいいなあとも
思いました


とりあえず
青春と淡い恋心
そして音楽という要素が程よく
配合されたナイスな音楽映画でしたー