教授のおかしな妄想殺人 2016
70点


哲学担当の大学教授に恋をした
エマ・ストーン...





ウディ・アレン監督作品です


哲学教授をホアキン・フェニックスが演じています

哲学教授なので
キザなセリフ、ややこしい論理のある
セリフを並べても全然違和感なく
むしろ「ほーお」と聞き入っちゃう

哲学おもしろそーってなるのが
まずつかみとしてバッチリでした
(僕だけ?)

そして、例のごとく
恋やら愛やら破滅やらで
揺れ動く
エマ・ストーンとホアキン・フェニックス
の男と女の関係はもちろん


さらに
ほぼ世捨て人だった哲学教授が
殺人を閃いたことで生きがいを覚えてしまうという
謎の殺人計画自己啓発要素もあって

しかも

動機、凶器、計画などが
地に足ついたもので
殺人素人ものとしても
楽しめました


けれど
些細なきっかけでもって
恋やら愛やら揺れ動きまくるし

殺人計画も
揺れ動きまくり

気持ちぐわんぐわん

え、これどうなっちゃうの
ウディ・アレンじいちゃん

という終盤は
画面の派手さとは裏腹に
すさまじい緊張感
先読みできないどこに着地すんのこれ感

たまらんもんがありました



小悪魔えちえちな
エマ・ストーンもたまらないし

話の着地もお見事な
殺人を計画すれば人生が変わる
自己啓発映画でした〜