
ロードオブウォー 2005
80点
武器商人としての才能を開花させる
ニコラス・ケイジ
監督はガタカのアンドリューニコルです
ド頭の
銃弾目線のカメラアングルからもう
ドキドキワクワク
期待しまくっちゃってましたが
その後の
武器商人として成り上がっていく
わかりやすいサクセスストーリーは
陸海空での武器の密輸だったり、
現地の賄賂、支払い方法、
法律の抜け道などなど
非常に見応えのあるディテール豊富で
めちゃくちゃ楽しめました
あるニュースを見て
テンションぶち上がって
しゃーーー
やったるでー
やったるでー
ウェポンバーゲンやー!
武器祭りやーー!
みたいになってるのは
観てるこっちもテンション
あがってしまいました
しかし
武器商人の光と影の部分
話が進むにつれて影の部分が
どんどん膨らんできて
でもその影の部分を
見ないように見ないように
あくまでスーツを着た
専門商社マン、
貿易業の経営者として
振る舞おうと
善人ヅラしようと
銃に一番近くにいるのに
その銃がどう使われるかを
想像したくない
見え隠れする現実から必死で目を伏せ
もがく
ニコラス・ケイジが
哀れすぎて
なんかもうすげーハマってました
彼を追いかける捜査官や
仲良くなる独裁者とのやりとり
とか
全部が全部面白いし
どしんと
世界の不都合な真実を突きつけてくる
ドライなラストも大好物な
武器商人、映画でした〜