高校演劇部で頑張るももクロのメンバー
本広克行監督作品ですので
案の定ダメなやつでした
演劇にかける青春と
高校3年の現実との葛藤
が見れるかなーと
思いきや
勉強も恋愛描写もなく
あくまで高校最後の部活動という
ポーズだけで
受験勉強した組としては胸糞でしたし
なにより
演技力
演出という2点において
スポ根ものの肝の要素
演劇部としての成長表現というのが
まったく伝わって来ませんでした
まず
演技力なんですけど
映画での演技経験の浅いアイドルを起用し
映画の中で演劇をやらせるというのが
相当無理があって
映画としての演技
演劇部としての演技
さらに
成長した演劇部としての演技
というのが明らかにスキル不足なので
演技による説得力はありませんでしたし
演出としても
一連の流れのある演劇ではなく
ぶつ切りにした数秒のシーンを見せられるだけなので
成長してる感じはわかりませんでした
あとあと
困ったらナレーション
隙あらばももクロの曲
ぶっこんでくるあたりも
気持ち悪いし
ファンサービス的なシーン
いかにも
アイドルなテンションの会話の応酬に
ほとほと、呆れて疲れ果ててしまいました
あと美術!
あんな難しい六角形の椅子を
頭の悪そうな演劇部連中が
作れるわけねーだろ!
と細部に至るまでイライラさせられる
映画でした