手紙は憶えている 2015
65点


認知症のじいさんが、手紙を頼りに復讐の旅に出る...



アウシュヴィッツにより
家族を失った爺さんの
復讐ロードムービー


運動量の少ないボケ老人の
向かう先々での本筋以外にも

ボケ老人に手紙を渡した爺さんの日常と
ボケ老人を追う息子と
サイドストーリーが豊富で
淡々とした画面でしたが

意外にも最後まで緊張感がありました



ボケ老人が
手紙と朧げな記憶をたどるという
不気味な話の
ひねりのある着地は

決してエンタメのためではなく
ある人物の人生の否定と肯定
そうせざるをえなかった

アウシュヴィッツも読めない我々の
想像が決して追いつかない

悲しい過去が一気に溢れてきました。



突然のボケ老人の訪問にいきなりみんな
深い話しすぎじゃね?
とか
じいさん結構記憶保ってるよな
とか
思いましたが


見終わってから気がつく
緻密で繊細な伏線がとにかく見事で
あまり気になりませんでした


アウシュヴィッツを題材にした
ボケ老人のロードムービー風の
サスペンス映画でした