
イット・フォローズ 2016
65点
ずっと誰かが追いかけてくる性病...
商業的な
成功を収める可能性がある
10人の有望な映画監督
の1人に選ばれた
デヴィッド・ロバート・ミッチェル
監督作品です
誰かと肉体関係を持つと、
四六時中だれかが着いてくる、
それ、を移されるという
怖いのかよくわからない設定も
映画が始まってみると
なにこれ地味に怖い...。
それ、の姿のバリエーション
それ、の登場を描いた長回し
それ、の追跡ルート
と
追いかけられる、というシンプルすぎる
設定を延々と繰り返すことで
それ、に説得力を持たしていくのが
なかなか上手でした
ただ
もっともっといろんなことを
試して欲しかった
防戦一方じゃねえか
あれもこれもやってみろよ感
物足りなさもありましたし
正直、スリラー映画的な
盛り上がりは少なくて
ストーリーも割と単調なんで
それ、が追いかけてくるまでの
待ち時間ばっかり
余白だらけの映画なんですけど
その分じっくり考える時間を与えられてるように感じられました
製作者側は否定していますが
性病について考えざるを得ませんし
そこから飛躍して
恋愛に伴う責任、
さらには
人の生き死に
など
人生観、恋愛観、死生観
もしかすると職業観なども
見る人によって
いろんな感情、思考を
掻き立てられるような
仕組みになっていました
ドストエフスキーの引用とか
いやらしいな~とか思いました
友達と観て盛り上がるには不向きですが
1人で観て、おっかなびっくり
色々考えて
この設定の夢を見て肝を冷やして欲しい
映画でした〜