葛城事件 2016
75点


死刑になる息子を育てた家族...



赤堀まさあき監督脚本作品です

タダでさえ
逃げ場のない
家族という関係を主軸に

なぜその家族の次男が死刑囚に
なったのかという

謎解きというか
動機の構築過程、成熟過程を


亭主関白クソ親父
子どもを溺愛する妻
一見、真面目な兄
ひきこもりの弟

の4人家族の
首の皮1枚つながったような
壊れかけ家族の日常生活を通じて


まざまざと、
これでもかと見せつけてきます


なかでもやっぱり
三浦友和演じるクソ親父の存在感が異常で

画面にいるだけで、家族だけでなく
観客もピリつくような
激ヤバディテールがとにかく強烈でした


家族の前で言っちゃう生々しい下ネタや
目線を一切送らない会話というか
命令だったり
1発じゃ終わらない暴力だったりと

もう1発レッドカード
でも家族だから退場できないのが
これまた最悪だったのと



2人の息子達の言動のどこかに
鏡のように、毒のように
その最悪の親父のDNAを感じさせる
っていうのが


これまたキッついことになっていました



ただ時系列をいじった
ややこしい構成になっているので
多少困惑するかもしれませんが


家族という名の地獄を扱った
作品の中でも
最上位
とにかく胸糞で
腹にズシンとくる
どの家族にも
もしかしたらこの不幸が
降りかかるかもと思わせる
恐ろしい映画でした〜