
それでも夜は明ける 2014
85点
拉致されて奴隷化された黒人...
1853年の黒人奴隷の自伝を映画化
2014年アカデミー賞作品賞
助演女優賞
脚色賞
受賞も納得の骨太な作品でした
黒人を所有物、物として扱える
奴隷制度が法律で守られていた
今となっては異常な時代を
文字通り奴隷として渡り歩いた1人の黒人の
ロードムービー的なストーリーは
生々しすぎる
奴隷になるまで
奴隷になってからの生活が
ディテール豊かに、
しかもこちらの想像力を掻き立てる
よう緻密に描かれていて
非常に胸糞、胸苦しかったです
先々で出会う白人達も印象的で
奴隷制度を
思っいっきり利用する人
言い訳にする人
黒人を認める人と
色々濃淡あるけど
ふとした瞬間
確実に良心が傷んでいるのがわかって
そっちも胸が辛いという...
黒人同士のやりとり
綿花コットン畑での作業の描写は
必要最低限にして
それでもめちゃくちゃ濃いんですけど
必要最低限にして
あくまで
黒人と白人との関係を
クローズアップするのが
憎いなあと感じました
奴隷制度描写で印象的だったのが
長回しで
罰として木に吊るし上げられるのを
映すシーン
人が吊るされてるのに
誰も何もしない
何も出来ない
観客もそう
いじめパワハラ痴漢セクハラ
ブラック企業と
これと似た状況は今も尚
確実に存在してると考えると
終わった話
過去の話では
まったくない
大傑作映画でした〜