
弁護人 2016
65点
拝金主義の弁護士が国家による犯罪の裁判に挑む...
1980年の軍事政権化の韓国で起きた
プリム事件をモチーフにした裁判モノ
殺人の追憶のソン・ガンホが弁護士役です
法廷での弁論戦を楽しみにしていましたが
前半部の拝金主義弁護士の日常が
めちゃめちゃ長く、
しかもそのエピソードが後半
あまり活きるわけでもなく
かなり間延びした印象を受けました
裁判が始まってからは
VS国家権力、
裁判官も検察も黒い圧力だらけで
話がわかる相手ではない
という圧倒的不利な状況での法廷劇も
ロジカルな責め
客観的事実を積み重ねていく
弁論はゾクゾクしました
イギリスのくだりとかもう最高って感じで
ほかにも
法廷劇の醍醐味
法廷の外での理不尽圧力も薄味ながら
効いてましたし
裁判前のとあるトイレの出来事なんかも
非常によかったです
けれど
韓国法廷モノありがちな
肝心なところで
感情丸出しになってしまったりするのと
遠回しすぎる結末と
正直、どうなのと思いながら
エンドロールを眺めていました
でもこれが歴史であって
かつての国家の姿でもあったわけで
司法、法律が歪み
本を読んでいたら逮捕拷問される日が
来ないよう
警鐘を鳴らしてくれるような
映画でした~