潜入捜査官なのに、ヤクザ組織の上の方まで来ちゃった…




警察官の職務と
ヤクザ内での立ち位置
兄貴との
ある種の愛との間で揺れ動く、
というより壊れてく心

おれは何がしたいんだ

バレたらセメント飲まされて
何されっかわかんねーぞこれ!
てゆーか上司も引き伸ばしやがって
まじクソふざけんな

という極限板挟み状態にヒリヒリも
したんだけど

ちょっと惜しいとこもあって
そんなに乗れませんでした


冒頭いきなり
殴られ崩壊した顔面のドアップからはじまり
情け容赦ないよなあ、と思ってると

その後が案外で

例えば、囲碁の先生
綺麗なあの人が、あーなってこーなって
のシーンを省略してるから
残虐性、非人道性ちと弱まってると思うし

エレベーターの扉チーンのくだりが
3.4回かな、あって
またエレベーターかよ感もあったし

嫁さんの出番、どうせなら
もっと厚み持たせてもよかったんじゃねとか

もっと主人公が追い込まれてる描写
なんか意味不明な行動エスカレートさせるとか
あんまし顔ヂカラないんだから


とかとか
あと組織の力関係一度見ただけで理解できる人いるか?

とか弱点もあるとおもいます


ただやっぱり
例の倉庫のシーンの緊張感は
ゲロ吐きそう、心拍数馬鹿上がりしましたし

なにより
潜入捜査官だけじゃないんだぜ
苦しんでるのは

という愛にもかなり撃たれのも
正直なとこなんですが

もっとやれたよなあと
思う韓国ノワール映画でした