
アイアンマンVSキャプテンアメリカ
小さな命を捨て、大きな命を救ってきた
アベンジャーズの力を制限すべきだ
という国際社会の、ひとつの正論を巡り
アベンジャーズ内にヒビが入ったところで
ある事件が起こる...
という
どっちかというと
ただのお祭りバカ騒ぎ映画だった
アベンジャーズと
ただのアイアンマンのチョンボ処理映画の
エイジ・オブウルトロン
の
本当の尻拭いを
祭り楽しいけど
実際こんなにごみ捨てられてまっせー
誰がゴミ拾うんですかー?
という
捨てられてきた小さな命側の痛みを知る
というヒーローの限界という
懐の深いテーマを抑えつつも
エンタメ映画として存分に楽しめる
超力作でした
冒頭のカメラ近めの市場での戦いから
はじまり
バッキーとキャプテンアメリカの縦横バリエーション豊富な逃走劇
そして紅組、白組に別れての取っ組み合いと
小技大技の見せ場が全部面白かったです
戦いの中にちゃんと細かいロジックあるし
全員無傷なわけもないし
新キャラ、
アントマンとスパイダーマンの
コメディーリリーフ的ポジション美味しいし
(ブラックパンサーとヴィジョンは何したいんだお前感結構ありましたけど)
とにかく
全員集合の前2作、正直幼稚に感じて
見限ろうかと思っていましたが
今回明らかに現実度
(この言葉が適切かわかりませんが)
現実度の違う
アベンジの意味を咀嚼すると
もうこれはアベンジャーズシリーズでも
傑作と言っていいだろう映画でした