
建設作業員とガールズバー店員が出会う
石井祐也監督
原作が最果タヒの同名のなんと詩集です
都会で暮らすことの孤独さと
金銭的な現実的なキツさは
公共料金の束とか
ひとり居酒屋とか
表現で伝わるんですけれど
安直すぎて面白くありません
序盤の
ポエミーなナレーションによる
心理トロは新鮮で
ポエムってちょっといいかも
と思ってたんですが
普通の会話も
青臭くて寒くて
全部が青臭くて寒くて
全然キャラクターにも話にも
乗れませんでした
ついで
池松壮亮演じる建設作業員の工事現場の描写
が全シーン建設業舐め過ぎで
さすがにフォローできません
ヘルメットに名前書いてないわ
ノーヘルゾーンじゃないとこでヘルメ外すわ
フェンス飛び越えるわ
ブルーシートを資材に掛けてひと仕事終えたみたいになってるわ
長物一人で持ってるわ
労災隠すわ
でこんな会社出禁です
頭の悪い人たちの語る
社会問題とか恋愛論とかどうでもいいし
人の死とか努力とか幸せとか
ちょっと考えさせようとしてくれてるけど
こんなめんどくさい青臭い映画を観て
考えたくありません
とにかくうざい
映画でした