父親を刺殺した息子の裁判の弁護士になったキアヌ・リーブス



無駄なフリ無しにいきなり裁判
嘘を見破るアシスタントを仲間に

証人の証言
それと全然違う回想
陪審員の心象操作
予定になかった証拠
法廷の外での駆け引き

法廷モノの醍醐味を
楽しみながら

主人公のキャラと事件がじわじわ見えてくる
大人設計サスペンスでした

ただ事件があまりにもミニマムすぎるので
結末のパターンがある程度絞れてしまうのと

そのミニマムさの中にうまい伏線を仕込めてないので
「そうきたか」のサスペンス的威力はちと弱めでした



それでも
このコンパクトな話に法廷モノの楽しみぎっしり詰まった、すんごい地味ですが
良い映画でした