銭ゲバ弁護士がレイプ犯の弁護を依頼される...





依頼人との関係
検事との取引
証拠の出し入れ
証言の心象操作
まさかの証人
そして第二の事件...

と法廷モノの楽しみぎっしりな
法廷サスペンスでした


無駄な説明なくスピーディーかつ
情報量たっぷりに主人公とその周辺を描くあたり、もう虜でした

メインとなる事件の中身はごく個人的な小さなもので、
中盤あたりに犯人わかっちゃうけど

その真相にゆらぐ
弁護士としての矜持
だけど見事に仕事しちゃってる主人公が痛々しくて良かったです


些細なヒントから真相に辿り着くのはべた面白いんですが、
ちょっとキレ不足な感じがあったのと

最後怒涛の展開もあるけど
あそこは自供じゃなくて、証拠積み立てで解決してほしかったです

いやー
悪徳弁護士主人公の映画は
面白いですな