
中学生でプロデビューした孤独な天才棋士は三姉妹と出会う...
原作のつまらない所を凝縮させたような
映画でした
映画的な改編はほとんどせず
原作をだらだらなぞるだけ
キャスティングへの感想以外の盛り上がりは
ありませんでした
プロでもわからない盤面での出来事を
「三四歩か、これは絶妙な手だな」とか
駒を真剣にパチパチ鳴らしているだけのシーンとか
会場に走って向かう演出×2回とか
これ誰か
盛り上がれますか?
映画化するのであれば
将棋の9段がどれだけすごいのか
どんな戦法があるのか
騎士の頭の中で何が見えているのかとか
...
こんなのやっても楽しいとは思いませんが
そこの表現に挑んでほしいし
色んな騎士の人生を垣間見たいし
原作の持ち味の
楽しい瞬間の裏にある
誰にもわからない孤独を映画として
見せて欲しかったです
そもそもスポコンなのに
その凄さが絵から画面から
全然わからない題材を
原作人気だよりで映画化するのが無謀なんじゃないかと思います
時速20キロの車を延々と観させられてる
ような
退屈な映画でした