悪徳弁護士が
判事である父親の弁護につく...



裁判モノを期待していましたが
その要素はかなり弱めでした

田舎で父親の弁護についたものの
親の見栄でもってなかなか自由に
弁護ができないとな
肝心な部分の記憶が無くて真実が見えないとか
カメラ好きの兄弟いるとか


という
と面白くなる要素伏線あるのに
そこが活きてきませんでした

バーでのチンピラとのやりとりとか
陪審員選ぶあたりワクワクしたのですけどね

それ以降は
舌をまく弁論もなければ
衝撃の真相もなく

それより
映画の重心は
田舎への愛着の変化
父親との関係の変化に
かけられなんだか拍子抜けでした


それでも
父親との気持ちの触れ合い
息子に助けられることを受け入れる
父親の切なさ弱さが随所に表現されていて

親は老いること
を実感させてくれますし
そのための心の準備もしておかないと
ないとなとしみじみ思ってしまいました

エンタメ度は低いですが
裁判を通じて親の愛を知れる
ハートフルな法廷映画でした!