40年前のバラバラ殺人事件の真相にせまる...



意味ありげなオカルトチックな犯人のものと思われる手記になぞらえた
マジキチ複数人バラバラ殺人事件

をボンクラ占い師とその友人が推理するという話

密室殺人に
全国各地に散らばるバラバラ死体に
謎がつきませんが

いかんせん長い...。

話の不気味さは古典と言えど
ぶっとんでいて気味が悪いし
異常さがそこらの小説ではなかなか味わえませんが

肝心のトリックが、ちょっと地味。
足跡のトリックがあんなに地味とは、

そしてバラバラ殺人といえば
のもはや定番ネタを最後の最後まで引っ張り披露されても、
今のご時世驚きません。

なんなら勘のいい人なら一番最初に思いつくレベルなんですよね。

ミスリードが特に役にただず
ミスリードで終わっちゃってるし
ま、40年前の事件なんでいまと結構違いますけどね

あたり満足度低めです

うーん
古典だよなあこれ