瀕死から蘇った主人公が、息子を殺したアイツに復讐を誓う...!




ディカプリオのアカデミー主演男優賞が話題&
アレハンドロ監督は二年連続アカデミー監督賞
撮影のルベツキは三年連続アカデミー撮影賞
という布陣ですが...


たしかに映像すごい
1820年代の毛皮ハンター
vs先住民
vs自然動物

長回し多用&ディカプリオの近くで撮り続けるんで、ライド感強いし、
起きてる事柄もすんごい迫力。
(冒頭の戦闘シーンとか、あれ撮り直しするのすげー手間じゃまいか...)


大スぺクタルな1820年代ハンターものかと思いきやら、
ディカプリオが森のくまさんに襲われたとこから毛色が変わります。

(森のくまさんも詰めが甘いからやられちゃうんだけど、そこは自然の気まぐれということで...)

森くまからはディカプリオが身体を張った「極寒サバイバルコント〜息子を殺したアイツを殺しに~」
が始まります。

ディカプリオが瀕死すぎて、
熱演すればするほどに笑えてきてしまう不思議。
人が本気になってるときほど笑えてくるのよね...。

しかし、瀕死なのに色々無茶苦茶でこまる。

極寒冷地なのに何のためらいもなく川入ってるけど!
毛皮がっつり濡れてるけど!
寝るときの焚火弱すぎやないか!
生肉生魚そのままいけんのか!

生焼け問題はさておき
寒さ問題全然だめだろこれ。
凍傷一つないのはさ...。


邦題副題の「蘇りし者」たしかにわかる!
何回も死線をくぐり、
何回も蘇る描写、
生命の煌めきと儚さ描くのは映像美もあって見る価値あり

ですが、寒さ描写距離描写不足すぎて、やはりサバイバルコント感あるのがもったいない...。