千円札を小さなバトンに紡ぐ女性主人公の短編集。




さんまのイイ話的要素ありつつの、
エロ描写わんさかありの、
女の負の部分をありありと生々しく描いた、短編集です。

手垢の着いたような話だけど、
誰もが共感できる、同じ気持ちになったことがある繊細(というよりもっと汚い)な心理描写が、小さく刺さる。

イチイチうまいのよなあ。
会社のプリンターのインクをパクる人の素性やら、飛躍しすぎな感もあるけど、妥当なのよな...。
人柄って案外そゆとこににじみ出てくるのよな。。


どの話も女性が現実に押しつぶされそうになりながらも、必死に救いをもとめ、もがく、決して居心地の良い小説ではありませが、
どこかほのかな希望を彼女らと感じられるのがよいすなあ。


お金は大事にしましょう。、