高校卒業し、シェアハウスに入ることになった佳人の共同生活をほのぼのたっちで描く。




登場人物もすっきりしていて、個性も強いので混ざることなくすいすい読めます。
暗い過去とか出てこないので、口当たりも非常によいです。

のんびりとした主人公のかたりくちは懐かしくもフレッシュな感性で
シェアハウスしてええええええ
なんでわかいころなんにもなかったころしなかったんだおれは!!!泣

と自分の人生経験の薄さに嘆きます。
ずっと一人暮らしだったもんなあ....。

もちろん共同生活で何も起こらないことはなく、
謎のマッチのゴミやら、それぞれの生活やら、大家さんの秘密やら、あるので話の推進力は弱くないです。

じわじわと優しく謎が解けていく過程は都合よいんだけど、人の優しさ、繋がりに触れた感じになるのでよいよなあ。

というかマンションとかさ、隣に誰住んでるとかわからないもんなあ。
変だよな都会。