ギャングの娘グレース(゛ライス=ダラス=ハワード)は70年前に廃止されたはずの奴隷制度が存在する村"マンダレイ"を訪れる…。
"ドッグヴィル"に続くアメリカ土地三部作の二部作目
ドッグヴィルが良すぎたので続けて鑑賞したのだが…期待し過ぎたかなあ汗
前作同様、ただっ広い体育館のようなとこにセットが置かれているのだが、前回よりも若干複雑なってるよなこれ…
そしてなにより前回の180分から120分に短縮されたことにより、展開速度が早い早い。
慣れないとしんどいかもやあ。
しかし内容はアメリカを痛切に批判したもので、非常にわかりやすいでよ。
奴隷を開放するという描写はそのままアフガニスタンにおけるタリバン政府くだりよろしくですし、
主人公の唱える身勝手な"自由"はまさにそれ。
押し付けがましい自由ほど迷惑なものはないよなあ。割と今のままでええじゃんってときあるよね。