東京タワーが見える病院の一室でボク(オタギリジョー)は末期癌のオカン(樹木希林)を見つめながら、自らの過去を振り返っていた…。



疑惑の日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞作品

原作はリリーフランキの同名小説

岡田君と黒木瞳がいちゃいちゃする"東京タワー"とは全くの別物だ、あしからず


母と子という当たり前の関係を幼少期のオモシロエピソード、青年期の底辺時代をふまえ淡々と物語は進行してゆく。

主人公は九州からの上京なので、母親への気持ちは私の気持ち(山梨出身)とは全然違うだろうなと思いつつ眺めていたのだが、後半は思いっきり感情移入してしまい、自然と胸が熱くなっていた。


この作品ほどに母親、家族へ感謝がしたくなるものは他にまだ見たことないっす...

親元を離れた、一人暮しさん必見。