日本代表メドレーリレー!




オリンピックを舞台にした競泳のお話!
いやあ、ただのスポ根じゃないぞ!

各人のオリンピック出場までの課程のタイムリミット推進力さることながら、
水着使えるの?使えないの?間に合うの?間に合わないの?問題

この天才手に負えないよ、でもメドレーリレー出て欲しいけど、なんでこうなっちゃったの?!なんで変わらないのこいつ!?どうすんの!?

というさながら下手な職業小説読むよりサスペンス読むより、面白い!

水泳の描写の軽い重いの表現さることながら、人間の脳の機微をきちんとつかんで描きあげるレースシーンは分量はそんなにではないけれど、読み応え十分!

そんでやはり出てきましたチームスポーツとはなんぞや問題!
いいぞお!

何度もラストレース読んでしまいましたよ泣


自由形の矢沢中心かと思いきや、アラサー選手やら、水着メーカーやらを絶妙にかき回して、どいつもこいつも主役級の働きをみせるのすばらしい!

上下巻あって、若干長いけど、絶対読む価値ありです!